ブロック13個で作れる!初心者向け簡単ゲーム(難易度★☆☆)

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今回はScratchで簡単なゲームのつくり方を教えてくれるのですね?

オッホン!Scratchのことなら、この石動音々にお任せあれ!でござるよ
Scratchについて詳しくはこちらをご覧ください

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さすが音々ちゃん!頼もしいのです!!

今回作るのは、この「落ちゲー」。カーソルキーでネコ殿を左右に動かして落ちてくるリンゴをキャッチするでござるよ

うわぁー面白そう!音々ちゃん、いつの間にこんなゲームをプログラミングできるようになったのですか?

え~と、それは、まあ。あれでござるよ…(本当はヨモギ殿に教えてもらったでござるよ…)拙者にとっては、こんなのおちゃのこさいさい…と、とにかく!さっそく作り方を教えて進ぜよう!でござる

お願いするのでーす!
スプライトと背景を用意する

まず、Scratchの「作る」から新しいプロジェクトを開くでござる

「背景」はここから選ぶでござるよ

「屋外」の中から、今回は”Forest“を使うでござるよ

うわぁ、いろんな背景があるのです。

“Forest”は森という意味ですね

ゲームを作るときに背景はとても大事でござるよ。背景次第で良いゲームかどうかが決まるでござる。なので、今回のゲームは”良いゲーム”に決まり!なのでござるよ

Scratchには、こんなにたくさん背景が用意されているから、きっと楽しいゲームがたーくさん作れそうなのです

そうでござる!では次にリンゴのスプライトを用意するでござる。スプライトはここをクリックして

リンゴは…。一番上にあるから探しやすいのです

今回のゲームで使うのは、ネコ殿(プレイヤー)、リンゴ、森の背景、3つだけでござる。簡単でござるね

次はいよいよプログラミングなのですね?

その前に、ネコ殿とリンゴの位置と大きさを調節しておくでござる。リンゴを上に移動しておいて、大きさは60

ネコ殿は下に移動しておいて、大きさは80にしてっと…。これでOKでござる
プレイヤーのプログラム(スクリプト)

さあ、いよいよプログラミングでござるよ!まずはネコ殿をキーボードで操作するプログラミングでござるね

うんうん。音々ちゃん、早く教えてなのです!

まず最初に「イベント」の中から「スペースキーが押されたとき」を、持ってくるでござる

ここに置いて、と…そしたら、「スペース」という文字をクリックして…えーっと…

「右向き矢印」なのですか?

そうそう!「右向き」でござった

次は、「動き」の中から…「10歩動かす」をこうやって、下につなぐ、でござるよ

なるほど!なのです

これで、キーボードの右矢印キーを押すと、ネコ殿が右に動くでござる!簡単!!

次は左に動かす!ですか?

その通り!またブロックを持って来ても良いでござるが、今プログラミングしたブロックを右クリックして「複製」して…

「左向き矢印」に変えて…

「10歩動かす」の10にマイナスを付けて「-10歩動かす」…にすると…これで、よいでござるか??

音々ちゃん、誰に聞いてるのですか??マイナスを付けると、さっきと反対方向に動く気がするのです。それに、動かしてみれば結果はすぐに分かるのです!

もちろんそうするつもりでござったよ。さっそく動かしてみて…では左矢印キーを押すとネコ殿が…あ、左に動いたでござる!!(ほっ)右矢印キーを押すと…右に…動いた!やったーでござる
リンゴのプログラム-「座標」について

さあ、次はリンゴのプログラミングでござるよ。まず最初は「イベント」の中から「緑のハタが押されたとき」ブロックを持ってくるでござる。この「緑のハタ」はゲームをはじめる「スタートボタン」なのでござるよ

だから、プログラムの最初にはこのブロックを使うのですね!

そうなの?いやいや、そうでござるよ。そして、最初にリンゴの位置を「座標」を使って指定するでござるよ

座標というと、ヨコとタテの位置を数字で表して、交わった地点で正確な位置を示す、あの「座標」なのですか?

そうそう、その「座標」でござるよ…では、この絵を見てみるでござる。これはScratchの背景に入っている「xy-grid」でござるが、これを見るとScratchの座標が分かる…はずなのでござるが、どういう意味か分かるでござるか?

うーん。これを見ると、ヨコもタテも真ん中(中心)が0(ゼロ)なのです!ヨコは左端が-240で左に行くにしたがって数字が増えて右端が240なのですね

よく、気が付いたでござるな!ふむふむ、それで…タテは?

タテは、下端が-180、上に行くほど数字が増えて上端は180なのです

なーるへそ。そうすると、リンゴの位置を座標で指定するにはどうしたら良いでござるかな?

ヨコが「X」なので、Xは-50、タテは「Y」なので、Yは150…

ブロックは、「動き」の「x座標を~、y座標を~にする」を使うと良さそうなのです!

よ、よ、よく分かったでござるね。じゃあ、このブロックをさっきのブロックにつないで…これで良いでござるか?

音々ちゃん、ひっかけが上手なのです!ブロックの中の数字を変えてあげるのです

よ、よく気が付いたでござるね!そうそう、忘れずにこのブロックの数字も書きかえておくでござるよ
リンゴのプログラム-「落下する」をくり返す

次はリンゴが落ちてくる動きなのです。どうやってプログラムするのですか?

それはでござるな…このブロックを使うでござるよ

このブロックをさっきのブロックの下につなぐでござるね

さあ、スタートボタン(緑のハタ)を押して動きを確かめるでござるよ!

動かないのです…

あれ?動かないでござるな(ヤバい…)

わかった!また、“ひっかけ”なのですね音々ちゃん!!

そそそ、実はそうでござるよ!どこが間違っているか、さあ分かるかな?でござるよ

うーん。ブロックの命令は一度実行したら、すぐ下のブロックに移るのです。でも下には何もブロックがないので……分かりました!!

ホントに?で、どうするでござるか?

リンゴが動き続けるには“ずっと”10歩ずつ動かないとダメなのです!だから、この「制御」の中の「ずっと」ブロックを使ってあげるのです

なるほど!いやいや、正解!でござるよ。それでは「ずっと」ブロックをさっきのプログラムに追加してあげて…

さあ、スタート!ポチっとな!

…動かないでござるね

…動かないのです

どうして動かないでござるか!パソコンが壊れているでござるか?

うーん、これもまた“ひっかけ”問題なのですね?パソコンが壊れている可能性は低いので、プログラムが間違っているのでは…プログラムの流れをもう一度見てみるのです

最初に①リンゴの位置を座標で指定して、②y座標(タテ方向に)10動く…「ずっと」ブロックの中にあるから、また①のブロックが実行されて……分かったのです!

わ、分かったでござるか?やっぱりパソコンが壊れているでござるか?

パソコンは悪くないのです。やっぱりプログラムが間違っていたのです

そうでござったか。いや、もちろんそうでござるね。プログラムが間違っていたでござるね…

この「y座標を10ずつ変える」を、「制御」の中の「~までくり返す」ブロックの中に入れてあげるのです

「~までくり返す」ブロックは“~”のところに穴があいているでござるね

穴の形が六角形なので、この形に入るブロックと言うと…「調べる」の中のブロックから…あったのです!この「調べる」の中の「マウスのポインターに触れた」ブロックを入れてあげるのです

でも、このプログラム、「マウスのポインターに触れた」までくり返す、ではおかしいでござるよ

確か、この「マウスのポインター」をクリックして…ありました!「端」に変えるのです

これだと、『「端」に触れるまで、y座標を10ずつ変えるを繰り返す』となるでござるな。明日架殿、よく気が付いたでござるな!

えっへん!なのです

それでは、ちゃんとリンゴが落ちるか、確かめるでござるよ。(スタートボタンを)ポチっとな!

…落ちないでござるな

落ちないのです…

ガンガン上にぶち当たるでござるよ!どうなってるでござるか!?

あ!「y座標を10ずつ変える」の数字を-10(マイナス10)にしないとダメなのです

そうでござった。…もう、うっかりさんでござるね、明日架殿は

ごめんなさい、なのです

数字をマイナスに直して、それでは再び、ポチっとな!

音々ちゃん、さっきから気になっていたのですが、その「ポチっとな」って何ですか?

ボヤッキー殿の名セリフでござるが、ボヤッキー殿、知らないでござるか?

う~ん、知らないのです

まあ、よいでござるよ。おお、今度はちゃんとリンゴ落下して、また上に行って落下して。ちゃんとくり返しているでござるよ

ふ~、今回はここまで!次回はリンゴがあっちこっちから出てきたり、ネコ殿がリンゴをキャッチするプログラムを解説するでござるよ

楽しみなのです!!

2022.11.17
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