教材紹介

micro:bitに(マイクロビット )について

子供から大人まで、手軽に電子工作を楽しむことができるマイコンボード

 micro:bitとは

micro:bit v2

micro:bit(マイクロビット)は、イギリスのBBC(British Broadcasting Corporation 英国放送協会)が中心になって開発した教育用のマイコンボードです。

イギリスでは11歳から12歳のすべての生徒に無償配布され、現在では40か国を超える国々で利用されています。

 

 マイコンボードとは

マイクロコンピューターと必要最低限の装置を一枚のボード上に乗せてまとめたものです。他にはArduino(アルドゥイーノ)などがあります。

必要最低限の機能しかないため、各種センサーやLED、スピーカーなどの入出力装置は自分で揃えて接続しないといけませんが、micro:bitには温度センサー、加速度センサー、LEDなどあらかじめ各種入出力装置が付いています。

 

 小型で高性能

micro:bitのサイズは4cm×5cmと子どもの手のひらに収まるほどコンパクトなサイズです。

小型とはいえLEDやボタンスイッチ、加速度・温度センサー、通信機能としてBluetoothも搭載されていて高性能です。

そのためmicro:bit単体でも簡単なゲームをプログラミングすることができますし、拡張性も優れているので、モーターや各種電子パーツをつなげれば、様々な電子工作を手軽に楽しむことができます。

 

 micro:bitのプログラミング方法

Make Code

micro:bitにはマイクロコンピューターが搭載されていますが、OSをインストールできないので、パソコンなどでプログラミングして、micro:bitに転送する必要があります。

子どもの教育用に開発されたため、プログラミングのツールも、Scratch(スクラッチ)のようにブロックを並べるだけでプログラミングできる「Make Code(メイクコード)」が用意されています。

Make Codeは、Webブラウザ上で気軽に使えるWebアプリで、もちろん無料です。

タイピングにまだ慣れていないお子さんでも、簡単な操作でプログラムを作成することができます。

また、Make Codeで本格的なプログラミングを行いたい場合はJavaScriptやPythonを使うこともできます。

 

 どんなことができるの?

micro:bitの作例

micro:bitに搭載されている各種センサーと、拡張機能を利用してモーターとつなげば、気温が高くなって来たら自動で扇風機を回したり、誰かがドアを開けたら光で知らせてくれるといった装置を自分でつくりだすことができます。

また、Bluetoothでmicro:bit同士で通信しあうことで対戦ゲームや、建物の中で宝探しなんてこともできます。

プログラミングだけでなく、加速度センサーや温度センサーなど、直接的な体験を通じて科学的な知識を学ぶ「STEAM教育」の教材としてもmicro:bitは最適なツールと言えるでしょう。

 

「スイッチオンラボ」ではmicro:bitを使った様々な作品を作ることができます。ご興味のある方は一度“無料体験会”にご参加ください!

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